「あ、ご飯持ってきたんだけど
食べれそうか?」
「なんか体はピンピンしてるんだけど
食欲だけは湧かなくって…」
「そっか…水とゼリーとか
軽いもんだけでいいから
口にできるか?
そうしないと拒食症になっちまう」
「うん…それくらいなら多分へーき」
「じゃぁちょっとしたら
またくるから無理だけはすんなよ?
ここで悪化したら
元も子もないんだから」
「わかってますーー」
「じゃぁな」
「はーい」
智が部屋を出て行って
ゆっくり少しずつご飯を口にした
一口づつ食べて休んでを繰り返した
そうしている間に、
ようやく一部の底が見えた時には
すでに三十分ほど経っていた
そのくらいでお腹も満たされて
ゼリーに手を伸ばし
またゆっくりと食べた
ゼリーを食べ終えると
一時間以上が経過していて
眠気もあったから
そのまま寝てしまった

