目がさめると
床に座りながら眠る智の姿があった
「智…智」
名前を呼びながら少し体を揺すると
すぐに目を覚ました
「ゆずっ大丈夫か?」
「うん…」
「熱……下がってないか
ちょっと音聴かせてね」
「んーまぁまぁってとこか
一昨日だっけ?
龍といる時も発作あったんだよね
なんかちょっと不調だね…」
「……ね」
「今具合どう?」
「怠い…のと、ちょっと頭」
「そっか…苦しい?」
「少し…」
「今夜中の2時だから
点滴だけでも救急でしてもらう?」
「…え……大丈夫
智明日…仕事は?」
「明日は1日だねまぁ今日か。
だから…どっちにしろ
今連れて行ってそのまま朝から仕事か
明日朝一で外来で診てもらうか。
荘が確か午前までだから
そのまま連れて帰ってもらおうかな」
「あ……いや
多分…大丈夫だから」
「8度超えてるから。
大丈夫ではないから。」
「眠れない…とか無いし」
「じゃあとりあえず明日の朝ね」
「智帰る…?悠大丈夫?」
「さっき連絡したから大丈夫
心配してたよ。
それにこんな状態のゆず置いて
帰るわけないでしょうが。
俺ここでそのまま寝るから
なんかあったらすぐ起こして」
「ベッドで寝て…
ここでもいいし…」
「いや。ここはまずい…色々
かといって向こうもな…
ちょっと遠いからな。
なんかあったら呼べないだろ」
「大丈夫。電話する」
「んーじゃあまぁ仕方ないか
向こうの部屋にいるからね
まぁあと4時間くらいだしね
朝また起こすからね
おやすみ」
そう言った智を見送り
私はすぐに眠りについた

