ふと目が覚めた
まだ薬の眠気は全然消えてなくて
すぐにでも眠れるんだけど
なんか目が覚めてしまった
なんかモヤモヤして
起きてなくちゃいけない気がして…
胸騒ぎがする…
そう思いながらもずっと起きていて
1時間程たったころに
だんだんと吐き気がこみ上げてきた
龍に言われたように
すぐにナースコールをした
それで私の病室に来てくれたのは
龍ではなく、壮だった…
驚きつつも気持ち悪くて
戻してしまって
ゆっくりと考える余裕はなかった
暫くしてから落ち着いた
「大丈夫か?」
「うん」
「なんか久しぶりだな」
「そうだね…
…ねぇ、そう?」
「ん?」
「龍は…?」
なんか聞いちゃいけない気がした
でも聞いてしまった
「あぁ…苦笑」
「なんか、あったの?」
「ちょっとな…」
「なにがあったの?
ねぇ教えて?」
「実はなさっき倒れた…」
「え…?嘘でしょ…」
「倒れたっていっても
熱出して意識飛んだだけだから
そんなに心配はいらないんだ
でも…」
「でも?でもなに?」
「聴診してみたら
喘鳴が聞こえたんだ…
もしかしたら再発かもしれない」

