my sweet love~second~





智はずーっと背中をさすりながら
声をかけ続けてくれた



発作が治まった頃
私は全体力を超えるほどの
力を出しきり
体に全く力が入らなくなっていた




「お疲れ様
よく頑張ったね辛かったね

とりあえず寝室運ぶね」



優しくゆっくり
私をベッドに下ろした智は
開口一番に
思いもよらないことを口にした



「柚すごい熱だけど…計るよ」


反応はできなかったけど
内心かなり驚いてる…


汗もすごいし怠いけど
発作のせいだと思ってた…




少しして音を立てた体温計を
一目見た智はまるで
自分が具合が悪いかのように
顔をゆがめて
「8度5分…」と一言いった




「んー…点滴したいな
薬も飲めそうにないしな…」


「…だぃ……じょ…」


「今はゆっくり眠りたいよな
ちょっと薬だけ飲もうか
あと少しだけ頑張ってね」




そういって智がリビングから
持ってきてくれた薬と水を
また智に支えられながら
どうにか飲み込んだ




そのままの状態で
私は意識を失うように
深い眠りへと落ちていった