少しの息苦しさで目が覚めた
喘息の前兆だった
とりあえず吸入をしてから
ナースコールをした
ふと時計をみると
まだ10時だった
すぐに扉が開き龍が入ってきた
「大丈夫か?」
「吸入したから…なんとか」
「聴診させてな」
自ら服をまくって聴診をうけた
「酸素マスクつけるか?」
「まだ苦しいから…おねがぃ」
「わかった」
咳が出ないように呼吸をしてると
ほんとにつかれる
「それとな?
いま聴診したら不整脈の方も
出てきてるんだ
だから余計苦しいと思うんだ
そのうち心臓の発作が起きるのも
時間の問題だと思う
だからとりあえず
心電図つけてもいいか?」
「ぅん」
心電図つけておけば
喘息でも心臓でも発作が起きれば
すぐに気付いてもらえる
その安心感からか
龍が心電図をもってくるように
ナースコールで指示をしてる間に
私はゆっくりと瞼を閉じた

