「ゆず大丈夫だから ちょっと気持ち悪いけど できるだけ深く呼吸しよう」 智と龍が場所を代わり 熱を帯びて温かい龍に包まれた 「吸ってー吐いてー」 全然出来なくて 自分で出来る限りやってみて 龍の安心感からか 時間はかかったけど段々 呼吸が安定してきた 「よく頑張ったね 横にするね」 「ハァ…りゅ… ごめん……ね」 「大丈夫だよ俺は」 「龍あんま無理すんなよ」 「柚が苦しそうだったのを 隣でじっとしてられなくて…」 「ったく… まぁゆず落ち着いてよかった それにしても荘遅いな…」