体温計はすぐになって
取り出すと7度2分…
吸入を少し早めに終わらせて
息の機械で測ってみると
さっきより少し低い数値…
「……帰りたくない…
まだもう少しだけ皆と居たい」
「体キツイでしょ?」
「だいじょぅぶ……全然大丈夫」
私のお願いに頭を悩ませる龍…
そんな中キッチンにいる智から
声が飛んできた
「ゆずー
またいつでもみんなお見舞い行くし
今日無理してまた暫く会えないより
全然マシでしょ?」
「わたしいつでも行くよ?」
「わたしもっ」
「俺も休みの日は覇瑠といくからさ」
「みんな…
でもそれは悪いから……」
「私たちがゆずに会いたいの!
柚がきにするとこじゃない。」
「…ありがと」
「今日はとりあえず連れて帰るわ。
ありがとな」
「あぁ。
なんかあったらすぐかけてこい」
「ゆっくり休めよ」
「ゆず悪化しないようにね」
「たくさん寝るんだよ」
みんなに口々に心配の言葉を
かけてもらって
龍に姫抱きにされた私は
みんなに何度もなんども
ありがとう
それだけを言いながら
自分の家へと帰ってきた

