いつものように
インターフォンを鳴らさずに
合鍵を使って家に入る
入った途端真っ暗だった部屋に
明かりがついて、壁には
“柚! 一時帰宅おめでとう”
と可愛く飾ってあった
私がそれを見て呆然として入ると
隠れていた四人が出てきてくれて
覇瑠と悠に抱きしめられた
「柚おかえり。」
「おかえりなさい」
「ありがとぅ…」
さっき出し切ったと思っていた涙も
私の涙は底知らずで、
感動の気持ちとともに溢れてきた
「ほらほら柚。
もう泣かないの」
結局龍に涙を止められて
改めてみんなと顔を合わせられた
それぞれ皆
すごく嬉しい言葉をかけてくれて
席に座らせてくれた

