目が覚めた時
覇瑠はもういなくて外は暗かった
時計を見たら時間は11時だった。
眠ってたおかげで軽くなった頭で
ゆっくり体を起こすと
机の上にメモが置いてあった。
起きたらナースコールして
何時でもいいから
龍
龍の字は相変わらず綺麗だなって
一人で思いながらナースコールを押して
龍を呼んでもらった
ガラッ
「柚?起きた?
体調どんな感じ?」
「ずっと眠ってたから大分軽くなった」
「おっけー
じゃあ、さっきのこれ
もう一回やって?」
私はもう一回口にくわえて
できるだけの息を吐き出した
「はーいおっけー
……ん?柚」
「ん?」
「今苦しい?」
「え…全然」
私の言葉にちらっとモニターを見た龍
「ちょっと低いか…
柚ちょっと体の酸素濃度低いから
とりあえず明日まで
酸素マスクつけといて?
柚が苦しくないなら
大丈夫なはずだけど一応ね」
「わかった」
「あ。夕飯食ってないよな?
お腹減ってる?
なんか買ってこようか」
「んーいまいらないか。」
「まぁ無理に食べてもな。
明日美味しいもん食べような
じゃあ今日は早く寝て体休めよ」
「うん」
そのあと少し起きてたけど
しばらくして眠気が襲ってきて
龍の手を握りながら眠りについた

