病室の扉と同様に 勢いよく開けられたカーテンから 私の視界に飛び込んできたのは 私が望んでた通り… 龍…智…荘… 三人の姿があった 「ゆずっ分かるか?」 「龍…」 「この2人は?」 「智と荘」 「良かった…」 「脈落ち着いたね」 「気分はどう?」 「大丈夫」 「まだ熱すこしあるから もう少しの辛抱だよ」 「熱下がったら覇瑠と悠とも 会えるようになるからな」 「ありがと」 「じゃあ俺らはまた来るな」 そう言って智と荘は出て行った