my sweet love~second~



「退院してからさ、体調良くないじゃん
退院したらみんなに会えるし
少しは良くなるかなって思ったけど…
まぁ気持ち的には
皆に会えたのは大きかったと思う

でもさ…
主治医としては今すぐ入院して
手術までに万全にしたい」


「………」
私は何も言えなかった…
龍の言ってることは正しいし
私自身も薄々感じてたこと…

でもそれを受け止めたくなくて
認めたくなくて…


みんなに会えない生活が
どれだけ寂しくて静かだか知ってる

だからこそそんな寂しいの嫌だし
私だってみんなに会いたい…

「柚
思ってること全部言って?」

「……ぅん…
私もそれは感じてたよ
あんまり良くないからもしかしたらって
でも考えれば考えるほど
浮かんでくるのはみんなの顔で
皆と少しでも過ごしたい
皆と会えない時間が
寂しくて一人ぼっちで
何よりも過ごしたくない時間だから…

自分の体がこんなんだから…
こんなんだから色々我慢して
仕方ないのは分かってる…

でもね。どうしても…
どうしても私の我儘な気持ちが勝つの

手術だって本当はしたくない
わざわざ胸に傷作ってさ
良くはなるけど治りはしない…

なんでこんなんなんだって
なんでこんな風に生まれてきたんだって」

話したいこと、
話さなきゃいけないことは
もっともっとあるのに
話しながらとめどなく溢れ出した涙は
それを許してくれない…


私は溢れる嗚咽を抑えながら
ただただ俯いた…