おでこの違和感で目が覚めた
まだ開かない目を開いて
ぼやける視界で見ると
智がいて冷えピタを替えてくれていた
「あ、柚起きた
今ね3時だよ」
「ん、ありがと」
「具合どう?」
「んー…」
「熱ね、ちょっと上がってるよ
龍から聞いたのは
7度5分だったんだけど…
今8度2分あるよ」
「ちょっと気持ち悪ぃ…」
「吐きそうか?」
「大丈夫」
「他は?」
「大丈夫そう」
「そっか…
きっとすぐ引くから安心しな」
「ん」
「龍さ、急患入ってさ
もう少しかかるみたいだから
待っててな」
「わざわざ来てくれてありがと」
「いえいえ
あ、柚解熱剤飲んでもいいよ?
どうする?」
「下がらなかったら飲む」
「はいよ
眠れそうか?」
「ん」
「おやすみ」
「おやすみ」

