my sweet love~second~



目が覚めると
まだ登りはじめていた太陽は
もうてっぺんに
登り詰めたところだった



身体を起こして
リビングに行くと
龍と悠だけがそこには居た


「おはよ」
「おはよう柚」

「おはよう」

「おいで」
手招きされて
ソファの龍の隣に腰を下ろした

悠は顔が見えるようにか
斜めのソファに座っていた

「改めて…
柚退院おめでとう」

「ありがとうほんとに」

「これからは何でも言って
今まで以上にサポートするから」

「手術までな
悠と覇瑠が暇な時は
うちに来てくれるって」

「え、ありがとう…
でも本当に暇な時で良いからね」

「分かってるよ柚
だから覇瑠も今いないでしょ」

「あ、うん」

「覇瑠今バイト行ってる」

「あそっか
覇瑠はバイトはじめたんだもんね」

「うん」

「柚良かったな
こんなに思ってくれる仲間が居て
荘も智も仕事休みになったら
うちにくるって笑」

「なんか私死んじゃうみたい」

「なに言ってんだよ
柚は死なせねぇよ
皆柚のこと心配してんの
またいつぶっ倒れて入院してって
そんな事に手術のまえにしたく無いから
皆来てくれんだよ」

「それもそうだけどね柚
みんな柚のこと大好きだからだよ
一週間半入院してて
面会謝絶だったから会えなくて
手術したら体が落ち着くまで
私と覇瑠は本当に暫く会えないから

荘と智は会えるけど
会えるって言っても
お家で元気に会えるのと
入院してる柚に会えるのじゃ
また違うでしょ?

だからね今みんなが柚に
会いに来るのは柚のこと
本当に大好きだからなんだよ」


「…うんありがとう!」
私はこぼれる涙を堪えきれず
目から雫がとめどなくこぼれ落ちた