ご飯はピザの出前をとることになった
2人がワイワイと
メニューを選んでいる間、
私はメニューを見ても
食欲がわかず悩んでいた
「ゆずはどうする?」
「食欲わかないんだよねー」
「そっかぁー…
無理して食べろとは言わないけど
食べないとゆず薬飲めないじゃん?」
「そうなんだよね…問題は…」
「サラダとかは?」
「あーサラダなら
少しだけ食べれるかも」
「じゃぁサラダたのもーね」
といって覇瑠が電話をし始めた
その間に悠が話しかけて来た
「ゆず熱はないの?」
「うん多分それはないと
おもうんだよね…
でも朝計ってあったから…」
「一応計ってみる?
はい、体温計」
と手渡してきたから
安心する為にも脇に挟んだ
「他は?
苦しいとか眩暈とか」
「ちょっとふらつきはあるけど
さっき血出したからだと思うし
平気だとおもう」
ピピピピッピピピピッ
「あっなったね」
「うん」
脇から取り出してみると
そこには37.8度の文字
隠そうと思ったのも遅く
横からみられていた
「あーやっぱりあるね…
ご飯くるまで横になってる?」
「ううんへいき
自分自身熱あるなんて
おもってなかったぐらいだから
平気だよー笑」
「まぁどっちみち無理してたら
明日龍にバレるだろうしね笑」
「うん笑
辛くなったら言う」
「ぜったいねー?」
と電話を終えた覇瑠が
確認をしてきた
「わかってますー」
とそこからまた3人で話し始めた

