my sweet love~second~




ビニールをとっても
呼吸が出来るようになった

「まだゆっくり呼吸して
深呼吸するみたいに」






そこからも十数分呼吸を整えて
完全に呼吸が落ち着いた




「大丈夫か?」

「ぅん…」
今はまだ手足が痺れて
1人で座っていられず
龍の膝に頭を乗せている

「ごめんな
全然気付いてやれなかった
連絡取りづらくなった時にでも
気付くべきだった」

「そんなことない
ほんとにごめんなさい」

「このままでいいから
少し話せるか?」

「うん大丈夫。」

「熱が出たのはいつから?」

「龍が行った次の日…」

「なかなか下がらなかった?」

「8度まで上がって
薬、風邪薬飲んで、昨日の朝7度まで
下がったから行った」

「不整脈は?いつから?」

「昨日…朝から」

「帰ってきたとき
智から診察受けた時は?」

「気づいてないって言った」

「そんで今日悪化してたのか」

「うん…」