駐車場に着くと
荘の車にはエンジンが付いていて
車の中には運転席に荘
助手席に覇瑠が居た


車の扉を開けると
後ろの2列は空いていて
智と悠はまだだった

「おはよー」

「おはー」
「おはよ悠と智まだだから
どっちでもいーよ」

「おぅサンキュー
一番後ろいくわ」

「あ、龍?」

「ん?」

「酔い止め入れてくれた?」

「入れたよ
もちろん。酔ったら楽しめないもんな」

「ありがと」

「あ、」

「ん?」

「水忘れた」

「あ、」

「私持ってるよ?」

「覇瑠まじ??」

「うん」

「かして!お願いします!」

「全然大丈夫笑
もう飲む?」

「んー早めに飲んだ方がいいか…
うん今飲もうか柚」

「はーい
覇瑠ごめんね」

「いいってば
荘私も飲んだ方がいい?」

「あーそうだな」


そう言われて私も覇瑠も
酔い止めを飲んだ


いくら体調が良くても
長時間車に乗ると
酔うのは3人とも治らないみたい…