my sweet love~second~



私の方に体を向けて
診察を始めた智
「昨日何時に寝た?」

「12時すぎ」

「起きたのは?」

「10時半くらい」

「思ったより寝てはいるな」

「だから寝不足なはずないんだよね」

「そっか…それ以外は?」

「それ以外?」

「あ、待って。先に体温計って」
そういって手渡された体温計を
無言で受け取って挟んだ


若干の沈黙の後
体温計が音を立てた

「見せて?」
ないと思ってるから
そのまま智に渡した

「うん7度2分」

「うそ?」
ほら、といって見せられた表示には
きちんと文字どうりの温度が
表示されていた

「え、ほんとだ…
まったく普通なんだけど」

「体は正直だからな
ちょっと無理すると出るよ
一応まだ病み上がりだからね」

「すぐ下がるといいな…」

「大丈夫ちゃんと寝てれば」

「はーい」

「てことで、今日は2人とも寝ること
分かった?」

「おぅ」
「はい」

「あ、そういえば智」

「ん?」

「悠大丈夫なの?」

「悠?なんかあったのか?」

「あ龍には言ってなかったのか。
あいつ最近寝れなくてやばくてさ
結局少しずつ
寝れるようになったんだけど
やっぱり睡眠薬ないと
十分な睡眠が取れないんだよ」

「原因は?」

「それがわかんなくてさ
でも話とか聞いててもしかしたら
ここ最近俺ら誰かしら倒れたり
入院したりしてるから
少しそれに敏感になりすぎたかのかも」

「そうだったんだ…」

「さすがに皆バタバタしてたからな
タイミング的にもな
悠と智は元気だしな笑」

「あぁ本人は何が原因か
気づいてないみたいだけど」

「それが原因なら
今度6人で遊びに行ったら
治ってくれると思うんだけどな」

「そうだな。
だからそれまでは薬かな」

「あぁ仕方ないな」

「だからとりあえずは大丈夫だよ
睡眠も取れてるし」

「良かった…」

「だから悠のためにも
2人は今日は寝て」

「分かった」

そのまま2人とも寝室にいって
眠りについた