ピッピッピッピッ
規則的な音で目が覚めた
眠っていたからあれからどれくらい
時間が経っているのかわからないけど
まだ体に痺れが残っているから
そんなに時間は経ってないみたい…
ナースコールしようか迷ったけど
あんまり体動かしたくなくてやめた
ふと気づくとなんかすごかった
顔には酸素マスクだし
心電図はついてるし
それに個室だし
なんか本当に重病の人みたい
とか、一人で考えてたら
扉が音を立てて開いた
パッと方向を向くと
龍だった…
「ゆず!?」
そう言って私を見るなり駆け寄った
「ん。ごめんなさぃ」
「いやいや俺が悪かった…
本当にごめんな?苦しい思いさせて…
いまは大丈夫か?」
「少し痺れがあるけど大丈夫」
「そっか…
まださっきのから30分くらいしか
経ってないからな…」
「そっか…
また迷惑かけちゃったね」
「迷惑だなんて思ってねーよ
悠は智と壮のとこにいるよ」
「壮大丈夫?
大変な時に私がこんなんになって
心配かけちゃったね」
「あいつもだいたい治りかけだから
もーほんと元気だよ
だから安心しろ?」
「ん…」

