私はすぐに龍につたえようとした
「りゅっ…」
「ん?どした?」
「ふせいっ」
「不整脈か⁉︎
ゆっくり深呼吸だ
落ち着いてゆっくりだ」
龍の言葉にうなづいて
ゆっくりと深呼吸をして
どうにか発作を抑えようとするけど
落ち着くのは気持ちと呼吸だけで
脈は落ち着くどころか
早くなって行くばかりだった
それでも深呼吸を続けた
ちょうどそのころ家の駐車場に着いた
車を止めると直ぐに
私の方に体を向けて
私の手首をとって脈をはかった
「…はやいな」
一言つぶやいてすぐに車をおりて
後ろの座席でゴソゴソし始めた
すぐに戻ってきたかと思うと
私に薬を飲ませた
飲んでから暫く深呼吸を続けていると
5分くらい経った頃に
だんだんと脈が治まってきた
「もぅへーき」
「よかった。」
帰るぞって言って私を姫抱きにして
家に向かった

