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「はいーーっ!?」


どーなってんの?

てか、どーいうこと?


「放課後、待ってますね。」


そう言われて渡された一枚の封筒。


私に封筒だけを渡して、良い香りを残して教室を去っていった。



周りの生徒もざわついている。

生徒会??なんで??私が?


すると、


「波崎さんすごいじゃん!!」

「生徒会なんて選ばれた人しか入れないんだよ!!」


という声。


あの女の子生徒会の人なのかな?


封筒を開けてみると、上品な招待状のようなものが。


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波崎 稚那さんへ


転校初日にごめんね。

いきなりだけれど稚那ちゃんに

生徒会に入ってもらいたいの。

勝手を言っているのは承知の上です。

具体的なことは直接言いたいので

ぜひ放課後、外れにある

生徒会室に来て下さいな。


生徒会副会長 藤堂 凪咲

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