真奈美がノックしようとした時、中から話し声が聞こえた。



「また来るよ。絶対無理すんなよ」

「分かってるってば!心配性なんだから。
それに毎日来なくても、本当に大丈夫よ!
陵ちゃん大変でしょう?」


それは陵と皐月の声だった。


司波、毎日来てるんだ……


そんな言葉が胸に突き刺さる。