クラスの誰かがそう言うと、口々に「そうだそうだ」といい始めた。


「あーうっせ」


陵は片耳を塞ぎながら、席についた。


「ねえ、司波!」

さっきの女子が話しかけて来た。


「なんだよ」

陵が不機嫌そうに答えた。


「司波ってどんな子が好み?」

「おっぱい大きい子が好み」


陵が窓の外を見つめながら、答えた。