次の日、学校へ行く時、堤防を見たが皐月はいなかった。
「珍しいな、皐月がいないなんて」
少し周りを見渡したが、人影すらなかった。
不思議に思いながらも、学校へと向かう。
後ろから、和樹が追いかけてきた。
「陵!早いね!」
「まあな」
「ほんっと、皐月のこと大好きなんだね」
和樹はにっこりと陵を見た。
「はあ!?
そんなんじゃねーよ、皐月は」
「ふーん。あっそう」
「なんだよ」
「べっつにぃ~」
「言えよ!気になんだろ」
「じゃあさ、1つ言うけど」
和樹が1歩進んで、陵のほうへ振り向いた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…