海の向こうに



「子供のときはあんなに喜んでくれたのになあ。今はさすがに喜ばないか」


少し寂しそうな顔をして陵を見た。


「当たり前だっつーの!今何歳だと思ってんだよ」


「私が23だから、18か!」



「そうだよ!18にもなってナデナデぐらいで喜ぶかよ。それなら、もっと」



陵はそこまで言うと、急に何も言わなくなった。


「もっと、なあに?」


皐月が不思議そうに陵を見つめた。



「何でもない。それより今回はどれくらいいられる?」