すっかり濡れてしまった制服に、樹が学ランを被せてくれた。
「有り難う……」
「いや、別に……」
顔を隠しながらぶっきらぼうに言う姿は、本当に恋愛初心者だ。
いけないと思いつつも、また可愛いと思ってしまう。
「何だよ……。
今日は恥ずかしい事言い過ぎて、焼け死にそうだ!!
悪いかよ?!」
「悪くないけど」
「有り難う……」
「いや、別に……」
顔を隠しながらぶっきらぼうに言う姿は、本当に恋愛初心者だ。
いけないと思いつつも、また可愛いと思ってしまう。
「何だよ……。
今日は恥ずかしい事言い過ぎて、焼け死にそうだ!!
悪いかよ?!」
「悪くないけど」

