恋の華が舞う季節

今、私たちはどこに進もうとしているんだろう。



「秦」


「何だ? 蜜柑」


「私、秦が好きだから。絶対、別れないよ?」


「当たり前だろ?」


「じゃあ、キスして」






唇が重なり合う。



秦と蜜柑――


私と、樹――




この先、進む未来なんて分からない私達に夢を見せて?