「あの店、気にいった?」
「はあ、まあ…」
つまんなかった〜…
自慢話か最近の政治の話しかしないし
「あの、あたしそろそろ…」
「もうちょっと付き合ってよ」
グイッ
何サラッと肩抱いてんの⁉︎
触んなっつの!
でも大事な取引相手だからそんなこと言えないし
しかも流れで連れてこられたけどここラブホ街じゃん!
「ちょっと休んでく?」
だめだキモイ!
今からあたし取引先ひとつ失くします!
ごめん拓斗!
拳に力を込めた瞬間…
「あの、俺のもんに触んないでもらえますか?」
え…
祐樹…⁉︎
「あ、いや俺のもんってわけじゃないんですけど…」
っておい!
それがなかったらかっこよかったのに…
でも、どこにいるかも分かんないのに走ってきてくれたんだ…
バカだね…
ほんと、バカ
「と、いうわけで離してもらえますか?今日はありがとうございました。
でもこれからお会いすることはないですから。」
「えっ、いや君達だってウチと切ったら困るだろ?」
「うちの会社ナメないでもらえます?それに、こんなところに取引先の相手と来てたなんてバレたら立場よくないですよね?
それと、あたしはこいつのもんじゃないけどこいつはあたしのもんなんで。
では」
あ〜、スッキリ!!
