マイペースガール (加筆修正&おまけ追加中)





もうこうなったらやけドーナツだ!

(やけ酒的なね?)





ただいま、いつものドーナツ屋でドーナツをやけ食い中です




すると、目の前に人影ができて




「やっぱりここだったか…」





「拓斗…」





「みことから聞いたんだよ。あこが追試の結果見たとたんに教室から飛び出したって」





うぅぅ〜…



「拓斗センパイ…ごめんなさいぃ〜!

あたしは4月から拓斗センパイの後輩です…うわぁぁんっ!」





「は⁉まじで言ってんのかそれ!」




「はい…あんなに教えてもらったのにすいませんでしたぁ〜〜っ!」





「いや、それはいいけど。まじか、あこ留年か…」






やっぱり…




「留年した彼女なんて嫌だよね…

これからは後輩として、拓斗センパイを影から見るだけにします…

それじゃ、失礼します…」





「え⁉ちょ、おい!」





フラフラと帰ろうとすると…




ガシッ!と腕をつかまれて





「そんな事言ってねえだろ!そんなことで俺があこに呆れると思うか?」




「うぅぅぅ〜…」





「俺はあこが後輩になろうが先輩になろうが変わらず好きだから!」




「先輩になることは絶対ないけど、ありがとぉ〜っ!」






「あ、ちゃんとみことにも言えよ?心配してたから。」





あ、そっか!