「ねえ、どうゆうこと??」
「いや、もういいって…」
「ふ〜ん、そっかぁ〜」
ま、拓斗がもういいって言ってるんだしいっか!
そういえば…
「この部屋、拓斗の匂いがして安心する」
拓斗の部屋だから当たり前なんだけど
「安心?」
「うん!拓斗の匂いっていうか、拓斗といると安心するよ?」
「俺といると安心すんの?」
え?なんか不機嫌?
「う、うん…」
あたしなんか変なこと言った⁉
「安心できなくしてやるよ」
「え、どういうこ…んっ……」
何⁉いきなりキス⁉
「……ちょっ…拓っ……」
しゃべろうとすると…
「…⁉」
口の中に生温かいものが…これって舌⁉
ぞ、俗に言うディープキス⁉
こ、こんなキスしたことないよ〜!!
「……んっ……〜〜!」
必死に抵抗するけど力で敵うはずなく…
心拍数やばいよぉ〜!
ドキドキしすぎて心臓持たない…
「……っ……ぷはぁっ……」
はぁ…長かった…やっと離してくれた
でもちょっと名残惜しいような…って何考えちゃってんの⁉
「ドキドキしたか?」
ニヤっと笑って聞いてくる。
「当たり前!ドキドキしすぎて、心臓壊れちゃうかと思った///」
「あこが俺の隣が安心するとか言うからだろ…」
ちょっと拗ねてる様子の拓斗
「あたし、拓斗といるといつもドキドキしてるよ?それも含めて拓斗だから安心できるの!」
ていうか!
「いっつも余裕なのは拓斗じゃん!」
「いや、俺余裕ねぇから…」
ぜっっったい嘘だ…!!!