ソファーに突っ伏してると…





「お姉ちゃん、どうしたの?」




「今、落ち込んでるの…」




「お姉ちゃんが落ち込むなんて何年ぶりだろう。」




「分析いいからぁ〜!」




「どうせ彼氏のことでしょ?」




「ちっ、ちがうもん…」



「また1人で暴走して何かやらかしたんでしょ。」



「ちがう…あたしが勝手にいろいろ考えて怒らせちゃったの…」



「お姉ちゃんらしくないな。ぐじぐじ考えてないでお姉ちゃんがしたいようにしな。」




「だってぇ〜…」



「今思ってることは?」




「謝りたい…」




「なら即謝る!」



「は、はい!」



ってどうやって??



「家行けば?」



テッテレパシー⁉


「テレパシーとかくだらないこと考えてないで行ってきな。」




なんかいろいろすごすぎだけど…


とにかく今は謝る方が先!


よし!行こう!



「ありがとう、智行!」



「うん。」




さすが我が弟!よく分かってくれてる!





そういえば、拓斗の家ってここから結構かかるんだよねぇ〜



でも、今日!今すぐ!謝りたい!