【拓斗SIDE】
あこ…鈍感すぎんだよ…
さっきから、あんな事ばっかり言いやがって…
手繋いだだけで嬉しいとか、涙目で真っ赤な顔でいじわるとか…
分かってんのかよ⁉あういう表情に男はオトされんだよ。
それに、さっきからジロジロ見られてることを俺が有名だからとか言ってるし
(いや、多少は有名だけどな?笑)
「有名なのはあこだよ」って言うと笑いながら「あははっ!そんなわけないじゃん!拓斗見てる女の子ばっかりだよ?」なんて言ってる…
俺の耳に聞こえるのは
「え、松浦って彼氏いんのか⁉」
「ショックだ…何気に狙ってたのに」
「ばーか、お前が相手にされるわけねぇだろ!あーでもかわいいなやっぱ…」
「有原と付き合ってんのかよぉ…」
あー、もう耳障りだな!
思いっきり「俺のあこだよ!」って叫びてえ!
でも、がまん…始業式がはじまるまで…
「あこ、始業式楽しみにしとけよ?」
「え?なんで?」
「俺、生徒代表の挨拶するから。」
「え、嘘⁉あれって立候補制でしょ?」
「ああ。立候補した。」
「なっ、なんで⁉」
「なんとなく?まあ、始業式がはじまるまでのお楽しみってことで。」
「え〜…意味わかんない…」
あー楽しみだ!
あこ…鈍感すぎんだよ…
さっきから、あんな事ばっかり言いやがって…
手繋いだだけで嬉しいとか、涙目で真っ赤な顔でいじわるとか…
分かってんのかよ⁉あういう表情に男はオトされんだよ。
それに、さっきからジロジロ見られてることを俺が有名だからとか言ってるし
(いや、多少は有名だけどな?笑)
「有名なのはあこだよ」って言うと笑いながら「あははっ!そんなわけないじゃん!拓斗見てる女の子ばっかりだよ?」なんて言ってる…
俺の耳に聞こえるのは
「え、松浦って彼氏いんのか⁉」
「ショックだ…何気に狙ってたのに」
「ばーか、お前が相手にされるわけねぇだろ!あーでもかわいいなやっぱ…」
「有原と付き合ってんのかよぉ…」
あー、もう耳障りだな!
思いっきり「俺のあこだよ!」って叫びてえ!
でも、がまん…始業式がはじまるまで…
「あこ、始業式楽しみにしとけよ?」
「え?なんで?」
「俺、生徒代表の挨拶するから。」
「え、嘘⁉あれって立候補制でしょ?」
「ああ。立候補した。」
「なっ、なんで⁉」
「なんとなく?まあ、始業式がはじまるまでのお楽しみってことで。」
「え〜…意味わかんない…」
あー楽しみだ!
