「俺は…みんなに俺らが付き合ってることを言おうと思う。」



え…？



「付き合ってなくても嫌がらせうけてるなら一緒だろ？俺が彼氏としてあこを守りたい…てか、守る。」




「あんた、前もそんなこと言ってできなかったけど？」




「今度は絶対泣かせねぇし、俺が側にいる。だからあこ、何かあったら隠さず俺に言って？」






なんであたしなんかにこんな風に言ってくれるの…？





あたし、拓斗にたくさん迷惑かけてるのに…





「ありがと…拓斗…」



「ああ。」


「でもっ！あたしだって拓斗のこと守るもん！」



「いや、それ俺の役目ね。」



「あたしだって「ストーップ‼」



突然みことが叫んで…



「イチャつくならよそでやって！」



「俺らもさっきイチャついてたけどね〜♪」


ゆ、祐樹くん…またみことが怒るようなことを…



「は⁉イチャついてません！もう祐樹くん知らないバカ！」



焦ってる祐樹くん。

でもどこか楽しそう…笑




拓斗がこそっと耳打ちしてきて



「祐樹ってＭだよな？」



「ぷ…そだね！」







拓斗があんなこと思ってくれてるって分かったし、楽しかったし、みことに感謝だね！




新学期…ちょっと不安だったけど頑張るぞ！おー！