「芽衣~どう思う?」 ジムに行った翌日、芽衣に昨日のことを相談していた。 あれからジムでなにをしたのか全く覚えてない。 気がついたら、自分の部屋で少女マンガを読んでいた。 青木先輩に会ってから、ドキドキが止まらなくて、あの笑顔が頭から離れなくて。 だから、大好きな少女マンガで気を紛らわせようと考えたんだと思う。 だけど内容が全く頭に入ってこなかった。 「恋だね」 「へ?やっぱり?」