「だってー陸斗。もっと素直になれば?」


「うっせ」



そして、芽衣と一緒に陸斗を散々からかった。



うふふっ。


おもしろい。




「真優、あとで覚えてろよ。俺をからかった罰、たっぷりしてやる」



陸斗にキッと睨まれ、ビクッと固まる。


あ、やばい。



調子に乗り過ぎた。





「芽衣、助けて!」


「頑張れ!!」




あたしは芽衣に見捨てられ、陸斗にビクビクしながらその日を過ごした。


そして、陸斗の言う罰とは、息ができないくらいの深い深いキスでした。