女子「なによ?」




ダンッ




美咲「ちょっと!さっき美由のことを何て   言ったのよ!」




美咲があの女子の机を叩きつけてめっちゃ怒ってる…。
美咲は柔道習ってて気も強いから誰だろうと関係なく物を言うことがある。




ああなってしまっさら美咲は自分じゃ止められない…!
しかし、NAGの女子達も負けじと美咲に怒鳴りつける。



女子「うるさいわねぇっ!本当のこと言っ   ただけじゃない!」




女子「あんなメガネかけてる方がおかしい   のよ!」




美咲「何も知らないあなた達が勝手なこと   ばかり言わないで!」




冬美「そうだよ!美由ちゃだって好きでメ   ガネしてるわけじゃないんだよ?」



女子「訳分かんないこと言ってんじゃねー   よっ!」




女子の一人が美咲に向かって拳をあげた。



(危ない…っ!)




美由「美咲ーーーーっ!!」




パシッ




アキラ「はーーーいストーーープ♪」




全員「えぇぇーーーーっ!!??」




((((いつからそこに!?))))
この瞬間誰もが思っただろう。




NAGの女子が美咲を殴ろうとした手をアキラくんは賺さず握り止めてくれていた。




女子達「アキラさま!?」




そしてアキラくんは美咲の方を見た。



アキラ「えーっと…キミ山夏さんだよな?」




美咲「はっ…はいっ。」




アキラ「美由ちゃんのとこに戻ってあげ て…?さっきから心配そうに山夏さん達を見てた。」



すると美咲はあたしの方を見てハッとしたようにアキラくんに了承した。




美咲「…………分かりました、ありがとうございます。戻ろう冬美。」




冬美「うん。」




アキラくんに言われて美咲と冬美はあたしの所に戻って来てくれた。




美由「美咲ぃ冬美ぃ無事で良かった本当に良かった…!」



ぎゅ…



美咲「美由」 冬美「美由ちゃん…」