社会不適合者より



目が覚めると、呼吸が乱れていた。

何故私はデビルさんに彼女を紹介されて動揺しているんだ。
必死に自分をなだめる。

私には関係ない、私には関係ない、と。

ふと、ケータイを見ると、青い光がちかちかと光っている。
私が寝ている間に着信があったようだ。

『sub:はぁ?
本文:いねぇよ。そんなやつ。』

それだけ。
それだけなのに、何故か心から安らいだ。
デビルさんのメールというだけで嬉しかった。

何でだろう。
最近、自分が不思議で堪らない。