社会不適合者より





しばらくして、私はうとうとしてしまった。


ぽかぽかしすぎるのがいけない、と春の暖かい陽気のせいにしてみる。


夢を見た。


デビルさんが、アイスをくれた。
アドレスをくれた。
次は何をくれるんだろう、とわくわくしている自分がいた。
デビルさんは、今度は女の人を連れてきた。

「俺の彼女だよ。」

私は、そこで、はっと目を覚ました。