社会不適合者より



また、コンビニへの道のりを歩いていた。

唯一、私の出かける場所。


店内に入ると、昨日とは違う、愛想のよい女性が、「いらっしゃいませー!」と声を掛ける。
店内を見渡せば、いかにも出勤前のリーマンや、学校へ行くのであろう学生、朝帰りらしき水商売のような女性もいた。

私はさっと飲み物コーナーへ行き、いろはすへ手を伸ばす。

5本。

カゴにぽいぽい放り込んだ。

適当に雑誌コーナーを回り、面白そうなマンガ等もカゴに入れる。


そして、レジへ並んだ。