光り続ける星たちの中に

君が好きだと言っていた星を見つけた。

まるで、彼のように輝いていて
同じように眩しかった。

どっちらにしろ私にはまぶしすぎて手を伸ばすことすらためらわれて。

星を掴むことなんて無理なのはわかっているから。

手を伸ばす事なんかはしない。

伸ばせない。

ちっぽけな世界の一つの

ちっぽけな私は今日もまた。

声を押し殺して叫び続ける。

あの星に向かって。

君がすきだと言えないまま。

「君は君のままでいい。」

ありふれた台詞。
なのに貴方が言うだけですごく大切な言葉のように聞こえた。

ただ叫んでいる私に君はそっと手を差し伸べて
「大丈夫一人じゃない」んだと
教えてくれました