「ハル~今日プリ撮り行かない?」 「ごめん、今日はダメなんだ。また今度ね。」 「そっか。残念~!じゃあね~」 親友のエミと別れて私は帰りの道を急ぐ。 今日はずっとニューヨークで 暮らしていたお父さんが帰ってくる日。 だから私はテンションMAXでいつも通る橋を渡った。 そして、いつも通るお肉屋さんと挨拶を交わし公園をスルーする 予定だった… しかし、私はスルー出来なかった。