「そ〜いえばさ〜キオとエミちゃん仲よくなってたよな。あのまま付き合うのかな」
自転車を漕ぎながら陽太が聞いてきた
「エミは結構一目惚れとか多いから」
「羨ましいな」
「ん?何か言った?あまり聞こえなかった」
風の音が強くて陽太が言った一言が聞こえなかった
「何も言ってないよ!」
陽太の声がわざと大きくなった
なんで
私、何もしてないのに
もしかして照れてたのかなぁ
そんなことを思っているとあっという間に家についた
「ありがとう。そういえば陽太の家ってどこなの?」
「ここからそんなに遠くないよ!またメールするから!じゃあな」
そう言ってさっき下ってきた坂を上って行った。
やっぱり反対方向なのかな
大丈夫かな
「ただいま〜」
家に入り、部屋に行くと珍しくお勉強をしているユメカの姿が目に入った
「あっ、おかえりお姉ちゃん!」
「ユメカが勉強してるなんて…竜巻でも起こるんじゃない?」
「もぉ〜あたしだって勉強くらいするわよ!」
そう言って勉強机に向かう我が妹を関心しながら制服を脱ぎ、携帯をチェックすると
受信箱には2件のメールが…
それはエミと陽太からだった

