「ありがとう。ハルは最高のダチだな。」
そう言って陽太先輩は私の髪をクシャクシャした。
「そうだ、俺のアド教えとくな。」
「うん。」
赤外線をして携帯に表示された“島崎陽太”の文字。
なんだかそれだけで嬉しくなった。
男のメアドは陽太先輩が最初だから
少しドキドキした
今まで感じたことのない感じ
まだ私には分からなかった
これが恋だということを…
「ハルって澤村晴っていうんだな。ちなみに俺は島崎陽太だから。」
「ハルって季節の春だと思ってた?」
「うん。でもハルには晴れの晴の方が似合うよ」
そう言われて嬉しかった
いつもハルって自己紹介すると春だと思われた
晴って知るとなんだか反応が微妙で
春だったら良かったのに…
ってずっと思ってた
ハルらしい
なんて言われたの初めてで…まだドキドキしてた

