一瞬、視界が揺れた。
そういえば、7ヶ月間付き合って今まで一度もキスとかはしてない…
桜がいいならそーいうのは遠慮なく…
だけどそこは俺なりの気づかい。
「…していーの?」
コクン、と真っ赤になって頷く桜。
…やべー。かなり可愛い。
「…分かった」
さすがに道端はマズいから、少し路地裏的な所に桜を誘う。
改めて向き合うとやっぱり照れる。
桜は学年イチと言っても過言ではないくらいモテていた。
それは顔だけじゃなく、性格もかなり良かったから。
…だから、そんな桜とキス出来るなんて夢みたいだ。
「…じゃ、遠慮なく」
ゆっくりと顔を近づけ、
…唇が触れ合った。


