やっぱりまだ私には早いのかも。
年と同じ年数彼氏なしだけどまーいっか。
「あーっ!思い出した!ごめん!あたし、好きな人に呼び出されてるんだった!」
「そっか、行ってらっしゃい」
一応笑顔で桃華を送り出すと、結局1人になっちゃう。
久しぶりに屋上でも行こうかな。
…
ギィ…
相変わらず誰もいない。
入った途端、以前より少し冷たい風が身体を通りぬけた。
「…上行ってみよーっと」
はしごを登り終えると、人が横たわっていた。
「…」
「ねえ」
近寄って話しかける。
「…井岡先輩でしょう?」
「正解」
「やっぱり屋上好きなんですね」
「まぁーね」


