「!?」
後ろからいま高倉って言った?
ゆっくり振り返ると、そこには…
「い、井岡先輩!」
「はろー…久しぶり?だっけ」
「お久しぶりです…」
そうだ、あの香りは井岡先輩の香水の香りだったんだっけ。
それにしても相変わらず整った顔。
かっこいー、とか思ってみたり?
「井岡先輩、なぜここに?」
「うーん、なんとなくだよ。なんとなく」
「なんとなく、ですか」
「なんかねー、快適だから。屋内の中では音楽室が一番好きなんだよ」
「へえー…そうなんですか」
ホントによく分からない人。
なんか色々掴めないっていうのかな。


