Btterflyー君の香りに誘われてー



「あつ…っ」


2つの温かい缶を持って、屋上に向かう。


井岡先輩…


彼女さん、きっと桜…っていうんだよね…


寝言で桜って言ってたし。


なんか、これからどう接していいのかよく分かんないや…





ガチャン。


屋上に入ると、もう夕方頃だった。


はしごを登って、井岡先輩にお茶を…


「井岡先ぱ…」


「…ら…桜…おま…えがいな…世界な、…んて……」


井岡先輩、起きたのかな…
とりあえず良かった。


…桜さんのこと、思い続けて思い続けて…


きっと辛いよね、って。

ただの同情なのかも分からないけど…