幼馴染の私達_

「ったく、あのブス、鏡で自分の顔見てから来いよ」
 
 
え・・・?
 
 
「それに、毎回毎回何なんだよ人が優しくしたらあんな面しやがって」
 
 
 
私は手に持っていた教科書を落とした
 
 
「そこに誰かいるのか?」
 
  
やばい・・・見つかる!
 
 
 
私はその場をあとにした
 
 
 
私はこの事実を受け入れたくなかった
 
 
 
あんなに優しかった君が
いつでも笑っていた君が
 
  
あんな人じゃないって事を
 
 
 
だから自分にあれは夢と信じさせ、教室へ向かった