「そうや。でも奏ちゃんの夢を1番に応援したいからって言うてムチ打ってたんや。たった5日間しか会えなかったやろけどトメさんのためにもあんたは夢を叶えるんやで」
呼んでもらったタクシーで駅まで戻ってきた。
夢を叶えたら連絡が欲しいと白川さんに連絡先をもらって。
駅までのタクシーの中、圭吾も私も何も話さなかった。ただ圭吾はずっと私の手を握ってくれてたけど。
白川さんに言われた言葉は私の胸を強く強く打った。
でももうトメさんがいない。
あの電車でトメさんに会うことはない。
ホームに着いても涙は枯れない。
もうここにはこない。
呼んでもらったタクシーで駅まで戻ってきた。
夢を叶えたら連絡が欲しいと白川さんに連絡先をもらって。
駅までのタクシーの中、圭吾も私も何も話さなかった。ただ圭吾はずっと私の手を握ってくれてたけど。
白川さんに言われた言葉は私の胸を強く強く打った。
でももうトメさんがいない。
あの電車でトメさんに会うことはない。
ホームに着いても涙は枯れない。
もうここにはこない。

