4文字のあいしてる【完】

最後の電車がホームに停まる。



15分待てば折り返しの電車が来るからそれに乗って帰ろう。




涙が溢れてきた。
本当に好きだったんだ圭吾のこと。優しくて、照れ屋ででもいつも元気をくれるそんな圭吾が大好きだった。




なんで私は女子高生だったんだろう。
なんで同い年じゃなかったんだろう。




そしたらあんなこと言われることもなかったのに。


でも結局圭吾には私じゃ相応しくないよね。




この恋は叶えられないもんなんだ。