家に帰って制服を脱ぐ。
これが私を覆ってた鎧。そして女子高生という柵。
可愛い服なんて持ってないけど鎧がなければ彼に会える。
そっと目を瞑る。
意を決して新規メールのボタンを押した。
手が震える。怖い。それでも彼のアドレスを呼び出した。
今更なんて思われるに違いない。それに私のことなんてもう忘れちゃったかな。
連絡だって返ってこないかもしれない。私だけが思っていて、私だけが会いたい。
でも、躊躇ってなんていられない。それならそれで仕方がない。
一方的だけれどやっぱり会いたいよ。
《終点で待ってます》
握りしめた携帯。ようやく打ったたった一言。震える手で送信ボタンを押した。
これが私を覆ってた鎧。そして女子高生という柵。
可愛い服なんて持ってないけど鎧がなければ彼に会える。
そっと目を瞑る。
意を決して新規メールのボタンを押した。
手が震える。怖い。それでも彼のアドレスを呼び出した。
今更なんて思われるに違いない。それに私のことなんてもう忘れちゃったかな。
連絡だって返ってこないかもしれない。私だけが思っていて、私だけが会いたい。
でも、躊躇ってなんていられない。それならそれで仕方がない。
一方的だけれどやっぱり会いたいよ。
《終点で待ってます》
握りしめた携帯。ようやく打ったたった一言。震える手で送信ボタンを押した。

